吹田の方より相続税に関するご相談
2024年02月05日
Q:相続税について税理士の先生に詳しく教えていただきたいです。(吹田)
吹田に暮らしていた父が亡くなり、相続が発生しました。父は不動産経営をしておりましたので、吹田の実家の他にも吹田に複数不動産を所有していました。預貯金も合わせるとそれなりの財産額になるので、相続税の申告は避けられないだろうと思っています。
相続は初めてのことですし相続税についてもまったく知識がないため、インターネットなどで頑張って調べてはいるのですが、専門用語が多く内容も複雑で焦っています。
相続税申告には期限があると聞いたので、できるだけ早く済ませたいと思っていますが、相続税申告の前にやらなければならないこともありますよね?税理士の先生、どのような手順で手続きを進めていけばよいか教えていただけないでしょうか。
また、相続した財産はすべて相続税の課税対象になりますか?もし相続税の課税対象外の財産があるのであれば、そちらも教えていただきたいです。(吹田)
A:相続税申告までの流れと、課税対象の財産についてご説明します。ご不安であればいつでも相続税専門の税理士にご相談ください。
せんり相続税申告相談室にお問い合わせいただきありがとうございます。まずは相続手続きの流れを簡単にご紹介いたします。
(1)相続人の確定
相続人の相続関係を第三者に証明できるよう、被相続人の出生から死亡までの戸籍をすべて収集し、相続人を確定させます。
(2)相続財産の調査
遺産分割や相続税申告、各種財産の名義変更などを正確にもれなく進めるために、被相続人の所有していた財産を調査しすべてを明らかにします。
(3)遺産分割協議
遺産の分割方法について、相続人全員で協議し決定します。決定した内容は遺産分割協議書という書面にまとめます。
(4)相続税申告
取得した遺産総額が、相続税の基礎控除額を超えた場合、相続税申告が必要となります。
(5)各種財産の名義変更
被相続人名義の不動産や預貯金などの名義変更をします。
以上が一般的な手続きの流れです。そして被相続人から承継した財産は、相続税が課税されるものと非課税のものがありますので、確認していきましょう。
【相続税の課税対象となる相続財産】
- 預貯金、有価証券
- 土地、建物 、土地に有する権利
- 構築物
- 乗り物
- 家庭用財産
- 事業用、農業用財産
- みなし相続財産(死亡保険金など)
- 相続や遺贈によって被相続人の財産を受け取った人が、被相続人の死亡前3年以内に受けた贈与
- その他
【相続税が非課税となる相続財産】
- 祭祀財産(仏壇、墓地や墓石、仏具等)
- 国、地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産
- 心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利
- 相続人が受け取った死亡保険金のうち、非課税枠(500万円×法定相続人の数)までの金額
- 相続人が受け取った死亡退職金のうち、非課税枠(500万円×法定相続人の数)までの金額
- その他
吹田にお住まいで、相続税申告についてわからないことやお困り事がある方は、相続税に特化した税理士が在籍するせんり相続税申告相談室までお問い合わせください。初回の完全無料相談から、相続税の専門家が丁寧に対応させていただきます。
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